こんにちは^_^

素まいるコーチングの清水智枝です。

助産師さん

保健師さん

療育や発達相談に携わる方・・・

世の中には

お母さんと子どもを支えるお仕事を

されている方がたくさんいます。

今日はそんな方々に

お願いがあります。

あなたのところに

相談に来られたお母さんに

お父さんの協力が必須だと

言い過ぎないで下さい。

子育ては夫婦でするもの。

お父さんが協力的なら

それに越したことはありません。

それはごもっともです。

でもね？

残念ながら

協力が難しいお父さんもいるんです。

仕事が忙しくて余裕がない人もいます。

男は仕事、女が育児という

役割にこだわっている人もいます。

成長の遅れや発達障害から

目を背ける人もいます。

何度話し合っても平行線というご夫婦が

世の中にはいるんです。

そんなご家庭のお母さんに、いつまでも

「ご主人にも理解してもらうべき」

と、正論をぶつけ続けるのをやめて下さい。

子どもの成長や自分の育て方で悩んで

あなたのところに助けを求めに行ってるんです。

すでにそんな悩みをもっているお母さんに

なぜ「夫」という

新しい悩みを増やすのですか？

子どもの成長で悩んでいるのに

自分の余裕のなさで悩んでいるのに

夫がちっともわかってくれない。

そんな風に追い詰めたら

余計にお母さんの心が

孤独になると思いませんか？

「子育てに夫の協力は不可欠」

プロにそう言われたら、

「少しでも子どものために何かをしたい」

と必死なお母さんは

お父さんを一生懸命説得するでしょう？

それでお父さんが

説得に応じてくれなかったら

「私の夫はダメな人だ」

と落ち込んでしまいませんか？

そしたらどうなると思いますか？

お母さんは無意識のうちに

お父さんへの敬意を無くしていくのです。

それどころか

上からバカにするような口調で

ものを言い始めることだってあるんです。

夫の協力が得られない上に

夫婦不仲に陥れる危険もあるんです。

夫婦不仲が子育てにどう影響を与えるか

わかりますよね？

こんな風に

お母さんと子どもを助ける立場にある人が

正論を振りかざしすぎて

逆に苦しめるという事例があります。

私のところに

「この子の療育の為に

　夫の協力が必要不可欠なのに

　理解してもらえない」

という相談をもってこられる方がいました。

私が

「子育ての主導権がお母さんにあるなら、

　お母さんが最善だと思う選択をしていいんですよ」

って話をしたら

「だって、この子の成長には

　お父さんとの関わりが大事だって言われました」

「だからこの子の為にも、

　夫に協力してもらえないとダメなんです」

って訴えられました。

「お父さんに協力してもらえない限り

この子に良い経過は見られない」

って恐怖心を刷り込まれているんです。

そりゃあ必死になりますよね。

目の前の相談者さんが

お父さんからの理解を

得にくい環境のお母さんだとわかったら

いつまでも「お父さんの協力が…」

とこだわるのをやめて

ステップアップして下さい。

お父さんはお父さんで

いろいろ考えがあるのでしょうね。

大丈夫。

お母さんがその調子で頑張れば

うまくいきますよ。

そんな風に

少しでも安心させてあげて下さい。

あなたのところに相談に来た時点で

すでに少し心が弱っているのだ

ということを意識してあげて下さい。

子どもの成長には

お父さんの協力より先に

お母さんの心の安定が必要なんです。

正論は時に人を苦しめる

ということを覚えておいて下さい。

お母さんに必要なのは

知識より心の支えです。

お母さんからの相談は

しっかり心で聴いて下さい。

どうかお願いします。

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今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

あなたとのご縁に感謝。

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